2006年02月04日

お天道様は見ていない

BSA(ソフトウェア著作権保護団体)の指摘を受けた調査により、新潟大学と岡山大学でフォトショップ等数種のソフトウェアが大量に不正コピーされて流用されていることが判明した。

 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060201-00000249-kyodo-soci

これを現場の大学関係者はいったいどう捉えるのだろう。不正コピーは(おそらく)ほとんどの大学や研究機関で慢性的に行われているはずであり、1台のPCにインストールするために1ライセンスのパッケージを台数分だけ(つまり合法的に)購入しているとはとうてい信じられない。

すべては過酷な生存競争に打ち勝つため、経費削減、固定費圧縮といった強迫心理から生まれる虚衆の“熱い情熱”は、著作権保護という大義すら躊躇なく圧しつぶしてしまう。既に購入してあるパッケージがあるのに、となりの別のPCのためにもう1パッケージ購入することは“バカ正直”なのであり、“責務”とは感じない。生理的に、発作的に“浪費”、ひいては“誤り(ミス)”であり“損害(ロス)”であると感じてしまう。

こうした風潮の一方にあるのは、実際に罪状を挙げられ、捕まる連中は少数派(それも半端じゃなく圧倒的に少数)である、という現実だ。それゆえ、虚衆はこう考える──公にされた“違反者”は、お気の毒にたまたま運が悪かったのだ。たいていはバレやしない、やったもん勝ち、である状況には変わりない、と。
今やこれら“カシコい処世術”の向けられる先は、持ち込みゴミしかり、路上駐車しかり、横断歩道しかり、大なり小なり市民生活の全部、なのである。

決まりごとに一切のグレーゾーンは無い。捕まろうと捕まるまいと、お天道様はちゃあんと見ていらっしゃる……そう固く信じて毎日を暮らしている人が絶滅した国にわれわれは生きている。
posted by 想定ペンギン舎 at 11:23| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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