2006年09月17日

飲酒運転撲滅? ─試される虚衆国家の自浄力─

あの凄惨な幼児“殺傷”交通事故が起きた翌朝、わたしはたまたま出張で福岡に出向いていた。

地元の特報ニュースとして、あの悲劇が報じられるのに偶然立ち会った。

たしかに、飲酒運転は犯罪だ。と同時に、虚衆なら(まったく下戸の人でない限り)誰もが誘引されやすい“日常に潜んだ落とし穴”でもある。

ちょっとくらい良いだろう。なあに、見つかりゃしないさ。誰だってコッソリやってることだ……等々。
ついつい、こうした発想に流されること自体が、当コラムで繰り返し主張してきた『現代日本人の精神に巣食った“虚衆の気の弛(ゆる)み”』そのものである。

ひとたび凄惨な事例が報道されれば、一億国民が右倣えのごとく「飲酒運転はけしからん」と言う。そんな反省ならサルにだって出来る。要は、長続きしない。忘却が激しい。その虚衆らの致命的欠陥に、今回どれほどのメスが入れられるか?

個人的には、あまり期待できないと思う。50年かけて弛み続けてきた怠けグセが、急に数カ月で引き締まるとは、とうてい思えない。

“国民病”たる飲酒運転は、10年や20年で減らないだろう。

では30年や50年で是正できるのか、どうなのか。今こそまさに、腐りかけた虚衆国家の(最初で最後の?)自主自浄力が試されている……。
posted by 想定ペンギン舎 at 00:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月08日

徳山高専女生徒殺害─またも繰り返された?横恋慕殺人の系譜

横恋慕殺人(よこれんぼ・さつじん)

主に男性が、自分と結ばれない(結ばれる意思のない)身近な女性の境遇や将来を一方的に『不憫(ふびん)に』想い、通り魔的に殺害したあと自殺する、現代に特有の“無理心中”のこと。相手の女性に一生添い遂げ、死をも看取る資格のある男はこの世で自分しかいない…という独善的なプライドが背景にある。どちらかと言えば仕事熱心、まじめ、正義感の強い頑張り屋の男性に多く見受けられる犯行である…。


関連=2001年2月:主婦銃殺事件(名古屋)

2001年2月22日 報

マンションで主婦殺される=銃で撃たれたような跡─名古屋

22日午後零時45分ごろ、名古屋市緑区大高台のマンションで、トラック運転手Sさん(29)の妻マリ子さん(28)が頭から血を流して死んでいるのを、訪ねてきたマリ子さんの父親(51)が見つけ119番した。右のこめかみなどに銃で撃たれたような跡があり、愛知県警捜査一課と緑署は殺人事件として捜査を始めた。

2001年2月23日 報

主婦射殺=事件直前に保険代理店の男性訪問、連絡取れず

名古屋市緑区で22日、会社員Sさん(29)の妻マリ子さん(28)が射殺された事件で、犯行時間とみられる同日朝、知人の保険代理店の男性(54)がSさん方を訪ねる予定になっていたことが分かった。この男性は事件後、連絡が取れない状態になっており捜査本部は事情を知っている可能性もあるとみている。

2001年2月26日 報

主婦射殺=消息不明の男性から警察に手紙、動機は語らず

名古屋市緑区の主婦、マリ子さん(28)が自宅で射殺された事件で、夫のSさん(29)とマリ子さんの元上司で、事件後に行方不明になっている愛知県東海市の男性(54)の名前で、「マリ子さんを道連れにします」などと書かれた手紙が、愛知県警緑署に送られていたことが、二十六日わかった。同県警捜査一課と緑署の捜査本部の調べでは、手紙は事件当日の二十二日、岐阜県内で投かんされていた。
同本部では、男性が事件に関与した可能性があるとみて、二十五日、殺人容疑で男性宅を捜索するとともに、男性の行方を捜している。
同本部によると、この手紙は封書で男性を差出人としており、事件後に緑署に届いた。「マリ子さんを道連れにします。銃は海外で仕入れました」などと、殺害をほのめかす内容が書かれていた。手紙は短い文面で、動機など詳しいことは書いていなかったという。
これまでの調べでは、男性は一時期、Sさんの父親らと共同で、車載式コンピューターの販売会社を設立したが、経営不振で手放す際、会社存続に消極的だったSさんに不満を抱いていた。男性はその後に手掛けた事業も不振で、最近は借金が数百万円に上るという。

2001年2月27日 報

主婦射殺=容疑の男、遺体見つかる?─事件翌日には自殺か

名古屋市緑区の主婦、マリ子さん(28)が自宅で射殺された事件で、マリ子さんの元上司で、事件後に行方がわからなくなっている愛知県東海市の男性(54)と見られる遺体が二十七日午後、愛知県旭町内で見つかった。愛知県警捜査一課と緑署の捜査本部で身元確認を急いでいる。
遺体が発見されたのは、愛知、岐阜県境にある奥矢作湖にかかる橋のたもと。二十七日午後、付近を捜索していた捜査員が見つけた。男性が事件前日に借りたレンタカーが、遺体発見現場から約五百メートル離れた奥矢作湖畔の町道わきに事件翌日から放置されていたことがわかり、同本部ではこの日朝から機動隊員ら約百人を動員して周辺を捜索していた。
捜査本部では男性が事業に行き詰まり、かねてから一方的に恋慕の感情を募らせていた元部下のマリ子さんを衝動的に銃殺、巻き添えにして自殺したものとみて調べている。

posted by 想定ペンギン舎 at 06:27| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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